Pet's パートナー 犬猫の健康寿命30歳を目指す飼い主

飼い主歴21年の動物看護師がお家でできる犬猫の健康管理を発信しています。

犬猫の命が僅かになった時、飼い主の私たちにできること。病気予防にも活かせる考え方

こんにちは、マルです。

 

 

今回は、本の紹介をしようと思います。

その本というのが

 

 

『漫画で読む 初めての猫の

ターミナルケアと看取り』という本です。

 

 

この本は、

猫を飼うのも看取るのも

何もかもが初めての飼い主が

リンパ腫になった愛猫を看取るまでのお話

大切なことを学べたのでおすすめします。

 

 

私も猫を飼っていて、小学生の頃から

一緒に暮らし始めた子と私が中学生の頃に

拾ってきた子がいるんですけど、

 

 

ペットというより本当に

『家族』って感じで、弟のような存在です。

 

 

だからこの本を読んだ時も

飼っている猫と重ねてめっちゃ共感しました。

 

 

最後とか涙腺崩壊してたんですけど

もっと病気予防に力を入れて長生きしてほしい!!

っていう気持ちが強くなりました。

 

 

看取りとか、ターミナルケアって

ペットが元気なうちはまだ早いというか

あんまり進んで読みたいと思わない

テーマだと思います。

 

 

ですが、この本を読んですごく思ったことが

知ることに早いことはないってことです。

 

 

だって、知識を早く知れば知るほど

いろんなことが考えられるようになるし

病気予防に活かすとしたら対策を考えられます。

 

 

私は小さい頃からたくさん動物を飼ってきて

病気で亡くなっちゃった子も多かったので

後悔をたくさんしてきました。

 

 

今度こそはちゃんと病気を予防して

1日でも長く元気で健康に生きて欲しいなって

心の底から思っているので発信をしながら

自分でも勉強しています。

 

 

この本から学んだことで、

これいいなって思ったものをひとつ

挙げさせていただくと、

 

 

 

これから何が起こるのかを知って対策を立てること

 

f:id:petnurse01:20211205190044p:plain



これがすごく重要だと思いました。

 

 

この本の主人公は飼い猫が病気になって

余命いくばくもないって知らされた時は

まだ病気に対する知識が全然ない状態だったんですけど

 

 

そこから本を読んだりネットで検索して

病気の理解を深めたり

 

 

知り合いの猫に詳しい人(保護活動をしている方)

にもたくさん助けてもらいながら

愛猫が穏やかに過ごせるようにと

 

 

部屋の模様替えをしたり、

ご飯を手作りしたりしました。

 

 

病名を知らされて治療をして、

症状が和らいだかな、ガンが治るかも?!

って思ったら重症化して・・・

 

 

その繰り返しの中で

主人公と飼い猫が紡ぐストーリーが

漫画と文章で描かれているんですけど、

 

 

急に容体が悪化した時とか

どうしたらいいのか分かんなくなりますよね。

 

 

物語の主人公も飼い猫の容体が悪化した時

タクシーを読んで病院に行くべきなのか

それとも動かさない方がいいのか?

 

 

生死を彷徨ってるかもしれない状態で

辛い思いをこれ以上させたくないという思いと

まだ生きて欲しい!!っていう思いが交差して

 

 

物語では病院に連れていくのが

正解だったんですけど、

 

 

実際その場に居合わせたらどの判断が正しいのか

分からなくなりますよね。

 

 

私たち動物看護師も、急変する動物たちと

毎日向き合っているので

その大変さはすごく良くわかります。

 

 

ですが、今は経験慣れしてる動物看護師でも

最初はその病気についてよく勉強しているんです。

 

 

だから何がこれから起こるのか、

その時にどんな行動をとればいいのか

もう知っている状態なんですね。

 

 

動物の容体が急変したら

頭が一瞬回らなくなるというか

「え、どうしよう?!」ってなるんですけど

 

 

すぐに今するべきことを考えて

行動に移すことができます。

 

 

もしこれが、その病気について

あまり理解してないってなったら

本当に何もできないと思うんです。

 

 

だから私たちは学校で勉強してから

現場にいるんです。

 

 

そこで今回の本のレビューで

経験則からも伝えたいのが、

 

 

病気になっていなくても予習はしておいて

損はないと思うという話です。

 

 

愛犬、愛猫がどんな病気にかかりやすいのか

犬種とか猫種でかかりやすい病気、

高齢になってかかりやすい病気、

犬や猫の死亡原因の上位を占めている病気

 

 

いろんな病気があって、

いろんな最期があります。

 

 

今、病気にかかっていて余命宣告もされています

という方は特に、

 

 

この先何が起こるのか

 

 

それを知るだけでも対策ができます。

対策というのは、症状が悪化した時の対応策や

自分の心の準備だったりですね。

 

 

どうやって知るかというといろんな方法があります。

・動物に詳しい人に聞く

・担当の獣医さんに聞く

・ネットで調べる(情報の選び方には気をつけてください)

 

 

他にも同じ病気でペットを亡くされた方なら

同じ目線でリアルな声が聞けるでしょう。

 

 

そこは信頼している人を選んでください。

そしてペットとの最後に後悔がないように

1日1日を過ごしていって欲しいです。

 

 

今回の本をもっと詳しくレビューしているのが

こちらの記事になるので

ぜひ読んでみてください

 

petnurse01.hatenablog.com

 

 

P.S

 

犬猫の病気予防のためのご飯の選び方

をまとめたテキストを公式LINEで無料配布しています。

 

 

 読者さんには正しい知識を身に付けて、

間違った情報に悩まされることのない

自信を持った飼い主になってほしいです。

 

 

動物看護師である私がまとめたテキストと

一緒に学べるので、

 

 

ぜひ犬猫の正しい健康管理を知るためにも

一読してみてください。

 

 

テキストと同時に受け取れるLINE配信では、

 

・「お家で出来る犬猫の健康チェック」

・「一匹ずつに合わせた食事管理の方法」

・「アレルギーのある子専用の食事管理」

・「LINE個別相談」 など、

 

愛犬・愛猫が健康で健康寿命を伸ばして

1日でも一緒にいられる病気予防を学べます。